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フォークリフト免許取得.com学科教習「荷役装置」

マスト

フォークリフトの荷役装置は、マストおよび油圧装置の総称で、荷物をフォーク等に積載し必要な高さに持ち上げたり、必要な角度に傾けたり、荷役のための動作ができるような構造になっています。

フォークの昇降の動作は、マストと呼ばれる案内レールに沿い、両サイドに装着した長いリフトシリンダを油圧によって伸縮させ、これにリフトチェーンを介することにより行っています。

フォークの動作を覚えることは、実技教習にも役立つので、しっかりと覚えましょう。

マスト

マスト

マストは、アウタマストがインナマストのレールとなり、インナマストに付いているリフトブラケット(フォークが付いている部分)が、リフトシリンダが伸縮することによりフォークを上下させています。

アウタマスト、インナマスト、リフトブラケットにはサイドローラやリフトローラが付いていて円滑にマストを上下させています。また、リフトチェーンの一端は、アウタマストまたはリフトブラケットに、他の一端は、チェーンホイルを経てリフトブラケットに連結されており、リフトシリンダのピストンロッドを油圧で押し上げることにより、リフトブラケットはピストンの2倍の速さで上昇します。

フリーリフト量

フリーリフト量とは、マストを垂直にし、マストの高さを変化させずにリフトブラケットを上げることができる最大揚高のことで、地面からフォークの水平部分の上面までの高さを示します。

フリーリフト量が大きいほど、天井の低いコンテナ内等の作業に有利となります。フルフリー2段マストや、3段マストといったフリーリフト量が多い専用のマストもあります。


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