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学科教習「安全係数、検査」
フォークリフトの各部は安全係数という形で、決められた強度が必要になります。これらの安全係数を覚えておきましょう。
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フォーク
フォークの安全係数は、最大荷重の3倍です。つまり最大荷重の3倍までの荷重に対しての強度があるということです。
リフトチェーン
リフトチェーンの安全系数は最大荷重の5倍以上です。最大荷重の5倍以上までちぎれることはないということです。
ヘッドガード
ヘッドガードの安全係数は、最大荷重の2倍です。ただし、フォークリフトの最大荷重が4tを超える場合は、4tでよいということになっています。
バックレスト
バックレストには安全係数が定められていません。
フォークリフトの定期検査
フォークリフトには、災害を未然に防ぎ、フォークリフトの稼働効率向上をはかるために、法律で事業者に対して定期的な自主検査を義務付けています。
定期検査には、1年ごとの検査と1月ごとの検査があり、自主検査を実施したときは、その結果を記録して3年間保存しなければいけないとされています。
1年を超えないごとに1回、定期的にフォークリフトの各部分の異常を検査することを年次検査といい、フォークリフトの検査業者か検査資格を持った者しかできません。
1月を超えない範囲で、1回、定期的にフォークリフトの制動装置、クラッチ、操縦装置、荷役装置、油圧装置、ヘッドガード、バックレストを検査することを月次検査といいます。月次検査には特別な資格は必要ありません。
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