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フォークリフト免許実技試験について
フォークリフト免許は学科試験と実技試験があります。実技試験は、荷物を安全に運べるかどうかを見る試験で、専用の試験コースが用意されています。
コース内の走行、荷役手順に対して減点方式で採点があり、持ち点100が70点以上残れば合格となります。
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試験の順番は、教官が決めま。試験は、一人ずつ行い、試験者以外は教室で待機となります。万が一、教室から出て、試験者に指示を与える等の行為を行うと試験する権利がなくなりますので注意して下さい。
試験は全員が終了した時点で、合格発表がされます。発表と同時にカードタイプのフォークリフト運転免許が手渡しでもらえます。不合格の場合は、別の日に補講となります。
私が受けた時は、5人全員合格でした。60歳くらいのおじさんは、いきなり失格となる大きなミスをしましたが、教官の温情で再スタートが認めれ、無事合格しました。よほどひどい運転をしない限り、教官の温情で合格できますので、安心ですね。
採点方法
フォークリフト免許の実技試験は減点方式ですが、どんなことをした時に減点をされるのか。また何点減点なのか知りたい方も多いと思い、教習中に教官から情報を聞き出しました。点数などは、若干異なる部分があり、またすべての採点項目ではないと思いますが、フォークリフト免許取得の役に立てればと思います。
| 項目 | 採点 | 備考 |
|---|---|---|
| 指差し点検 | -3点 | 乗車前の点検し忘れ、点検箇所の抜け |
| アシストグリップを使わずに乗車 | -3点 | ハンドルを持って乗車も× |
| シートベルト未着用 | 失格 | 座席に座ったらすぐに付ける |
| レバー操作ミス | -3点 | 前後入れ間違い等 |
| ハンドルのグリップから手を離す | -3点 | 走行中は左手は必ずグリップに |
| 安全確認不足 | -3点 | 指差し不十分、確認忘れ等 |
| 接触 | -5点 | 壁にぶつかる |
| 脱輪 | -5点 | 通路として仕切られた白線を踏んだ場合 |
| 偏荷重 | -3点 | 荷物を傾いて持った時 |
| 走行中のフォーク高不良 | -3点 | 地面より、10〜20cm以内でない場合 |
| パレットへのフォーク差し込み不足 | 失格 | 50cm以上など極端に差し込み不足の時 |
| 荷物の位置不良 | -3点 | 荷台に書かれた枠線よりはみ出た時 |
| 停止位置不良 | -3点 | 決められた位置よりはみでた場合 |
| フォークの先で荷物をつく | 失格 | 危険行為として、失格対象 |
| パレットにフォークをこする | -3点 | 万が一、パレットをひきずると失格 |
| フォークで荷物を高く持ち上げたまま移動 | 失格 | 危険行為として、失格対象 |
| パレットに持ち上げ高不良 | -3点 | 荷台よりパレットを浮かす時は10cm前後で |
| 勢いよく荷物を置く | -3点 | 大きな音がでた場合 |
| 荷台にぶつかる | -3点 | 特にマスト部分をぶつけやすい |
| 駐車ブレーキをひかずにレバー操作 | -3点 | レバー操作をする時は必ず駐車ブレーキをしてから |
| エンスト | -5点 | 操作ミスでエンジンが止まった時 |
| 手順間違い | -3点 | 決められた手順を間違い、飛ばした場合 |
| タイム減点 | -3点 | 7分を超えて、30秒ごとに-3点追加 |
| 駐車位置不良 | -2点 | 決められた線より30cm以上離れて駐車した時 |
| 駐車位置不良 | 失格 | 決められた線より手前で駐車した時 |
高さや距離などの減点は正確に計るわけではないので、あまり減点されません。結構、目をつぶってくれる部分も多いので、あきらかなミスをしないようにしましょう。
採点方法や点数計算は、受講される場所により違いがある可能性がありますので、あくまで参考程度にとどめておいて下さい。
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