HOME→
実技教習「発進」
フォークリフトに乗車したら、左手はハンドルのノブをつかんでおきます。右手でキーをまわしてエンジン始動です。
今回私が教習に乗った車種は、トヨタ製のフォークリフトでガソリンが動力です。最大荷重2tで、車重は3.2tあります。もっとも一般的なカウンタバランスフォークリフトですね。メーカーや車種によりキーの位置や操作の違いもありますので注意して下さい。
キーをまわしてエンジンがかかったら、まずは地面についているフォークを上向きにします。テイルトレバーを手前に引くと、フォークの角度が持ち上がります。逆に奥に倒すとフォークの角度が前に下がります。
めいいっぱいまでフォークを持ち上げましょう。テイルトレバーの操作時はクラッチは使いません。レバーだけで動きます。テイルトレバーを引いてからアクセルを踏むと素早くフォークが動かせます。
ここで、発進前の安全確認がはいります。まず、車体左側の後輪あたりを右手で指差し、「左、ヨシ!」とします。左手は必ずハンドルのノブをにぎっておきます。次に、車体右側の後輪あたりを指差し、「右、ヨシ!」、後るに振り向きの後方のタイヤ2本あたりをそれぞれ指差し、「後方、ヨシ!」、最後に前方を指差し、「前方、ヨシ!」とします。
安全確認が終わったら、クラッチとブレーキペダルを踏み込み、高低速レバーを低速にいれ、前後進レバーを前進にいれます。
最後に駐車ブレーキを、ボタンを押しながら手前に倒して、ブレーキ解除します。ブレーキペダルを踏んだままでいいので、ゆっくりとクラッチペダルを上げていきながらブレーキペダルを緩めるとフォークリフトが前進します。
教習中は実技試験も含めて、低速走行しか使わず、前進や後進にはアクセルも使わず、アイドリングのスピードで走行します。
スポンサード リンク