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フォークリフト運転方法
アイコンにマウスを合わせてご覧下さい。ここでは、実際に教習で使うカウンタバランスフォークリフトの運転方法を具体的に解説しています。フォークリフトのアイコンをクリックすると運転席の図が表示され、どう操作するのかが分かります。
フォークリフトの前進方法
左足でクラッチを完全に踏み込み、右足はブレーキを踏みます。
次に、高低速レバーを車体前側に倒します。続いて、前後進レバーを手前に引きます。高低速レバーは車体前側に倒すと1速、手前に引くと2速です。前後進レバーは車体前側に倒すと前進、手前に引くと後進です。
駐車ブレーキレバーは、自動車と同じようにボタンを押しながら車体前側に倒すことで、ブレーキ解除となります。
後は、除々にクラッチを上げていき、ブレーキの踏み込みを緩めていくと、フォークリフトが前進します。自動車のミッション車のようにアクセルを踏みながらクラッチ操作をしなくてもエンストしません。フォークリフトはすごくトルクが太いので、基本的にクラッチだけの操作でOKです。
フォークリフトの後進方法
左足でクラッチを完全に踏み込み、右足はブレーキを踏みます。
次に、高低速レバーを車体前側に倒します。続いて、前後進レバーを車体前側に倒します。高低速レバーは車体前側に倒すと1速、手前に引くと2速です。前後進レバーは車体前側に倒すと前進、手前に引くと後進です。
駐車ブレーキレバーは、自動車と同じようにボタンを押しながら車体前側に倒すことで、ブレーキ解除となります。
後は、除々にクラッチを上げていき、ブレーキの踏み込みを緩めていくと、フォークリフトが後進します。自動車のミッション車のようにアクセルを踏みながらクラッチ操作をしなくてもエンストしません。フォークリフトはすごくトルクが太いので、基本的にクラッチだけの操作でOKです。
フォークリフトのティルトアップの方法
ティルトアップとは、フォークリフトのマストを手前に傾けることにより、フォークの先を起こす動作のことです。
フォーク等の荷役装置を動かす時は、必ず駐車ブレーキをかけ、クラッチやブレーキペダルも使いません。
高低速レバー、前後進レバーともにニュートラルにします。
ティルトレバーを手前に引くとフォークの先が起き上がります。ティルトレバーを引いている時に、アクセルを踏むことでフォークの起き上がるスピードが速くなります。
フォークリフトのティルトダウンの方法
ティルトダウンとは、フォークリフトのマストを車体前方に傾けることにより、フォークの先をねかす動作のことです。
フォーク等の荷役装置を動かす時は、必ず駐車ブレーキをかけ、クラッチやブレーキペダルも使いません。
高低速レバー、前後進レバーともにニュートラルにします。
ティルトレバーを車体前方に倒すとフォークの先が下がっていきます。ティルトレバーを倒している時に、アクセルを踏むことでフォークの下がるスピードが速くなります。
また、ティルトレバーを倒す前に、フォーク水平制御スイッチを押しながら行うと、フォークが水平位置に来た時に自動で止まります。
フォークリフトのリフトアップの方法
リフトアップとは、フォークリフトのマストを上側に伸ばすことにより、フォークを上昇させる動作のことです。
フォーク等の荷役装置を動かす時は、必ず駐車ブレーキをかけ、クラッチやブレーキペダルも使いません。
高低速レバー、前後進レバーともにニュートラルにします。
リフトレバーを手前に引くとフォークが上昇していきます。リフトレバーを倒している時に、アクセルを踏むことでフォークの上昇スピードが速くなります。
フォークリフトのリフトダウンの方法
リフトダウンとは、伸ばしたマストを下げることにより、フォークを下降させる動作のことです。
フォーク等の荷役装置を動かす時は、必ず駐車ブレーキをかけ、クラッチやブレーキペダルも使いません。
高低速レバー、前後進レバーともにニュートラルにします。
リフトレバーを車体前方に倒すとフォークが下降していきます。リフトレバーを倒している時に、アクセルを踏むことでフォークの下降スピードが速くなります。
フォークリフトのカーブの曲がり方
フォークリフトは、後輪タイヤを動かすことにより、カーブを曲がります。ハンドルの切れ角も75°程度切れるのでかなり小回りが効きます。
基本的に走行中は、クラッチを完全に離した状態で走ります。カーブの手前1mくらいから、前輪のタイヤがカーブの内側になるようにハンドルで寄せていきます。
カーブの内側15〜20cmくらいに前輪のタイヤを寄せたら、後はハンドル操作でカーブに沿って曲がっていきます。半クラッチにしたりブレーキを軽く踏んだりして速度を調節しながら曲がるとうまくいきます。アクセルは一切必要ありません。
カーブを曲がりきった後、ハンドルをまっすぐにしておかないと車体が内に内に移動していくので注意しましょう。
バックの時も、カーブ手前1mくらいから、カーブの内側に前輪を寄せていき曲がっていきます。
カーブを曲がる時は前輪のタイヤだけを見ながら、曲がるとうまくいきます。
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